ドラえもんと、想像力と。
大山のぶ代さんにインタビューした時のことを…
井門宗之
2026.09.04
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9月3日はドラえもんの誕生日でした。
2112年生まれですから、あと86年後にあのネコ型ロボットが誕生することになります。
藤子・F・不二雄先生は「SF」という言葉を、「サイエンス・フィクション」ではなく「少し・不思議(Sukoshi Fushigi)」と表現されていましたよね。ドラえもんの世界って、決して遠い未来や異世界じゃなくて。空き地があって、学校があって、どこにでもある家庭がある。僕らの子供時代に、そして今の子供たちにとっても、どこにでもある「日常の風景」なんです。
その日常の風景の中に「未来から来たネコ型ロボットが1体いる」という設定が加わるだけで、のび太たちは太古の恐竜時代にも、深い深い海の底にも、魔法の世界にも行けました。過去や未来へ繋がるのは「机の引き出し」だし、無限の道具が出てくるのは「三日月型のポケット」。僕らの日常にある身近なものが、冒険への扉になっていたんです。

川﨑の「藤子・F・不二雄ミュージアム」にて